【コラム】うちで踊ろう

おはようございます。
我が家は星野源さんのファンなんです。もともと私と妻がバナナマンのファンで、毎週ラジオをオンタイムではないですが聞いていて、そこで星野源さんを知ってファンになりました。
先日個人でも投稿しましたが、その星野源さんが「うちで踊ろう」と動画を投稿しコラボを呼び掛けたところ多くの賛同があり話題になりました。

まあここで書きたいのは星野源さんのことでは実はなくて、この「うちで踊ろう」という言葉のセンスです。
「stayhome!うちにいよう!」という言い方をしている方もすごいなぁと思います。
なにがすごいなぁと思うかと言うと言葉の方向性を変えていることがすごいなぁと思います。
最初「自粛」という言葉が繰り返されたのですが、この「自粛」という言葉は「なにもしないこと」「行動しないこと」になるわけです。この言葉は否定的で制限的で自己効力感を下げます。ところが「うちにいよう」「うちで踊ろう」は肯定的で開放的です。また行動で表現されるとやることが明確になります。
カウンセリングでもなにか「〇〇をしない」とクライアントが言う場合、私たちは「〇〇をしない代わりにどんなことをしていたいですか?」と聞きなおします。「しない」と約束するより「する」と話したほうが変化が起きやすいからです。

さてちなみに今回私は「自粛自粛ってやな言葉だなぁ」と妻に文句を言っていました。
まだまだです。
…言葉の方向性を変えるということをもっと理解していくことと、それが相手にすっと受け取ってもらえるワードセンスが欲しい…

【コラム】ソリューションバンク!

ソリューションバンクというのは、ブリーフセラピーを学んでいる方であれば当たり前に知っている言葉かもしれませんが、乱暴に簡単に言ってしまえば「解決事例をあつめる」ということです。
今日々接するニュースなどを見ると、対策の問題点やダメな行動例、辛い人たちの辛い言葉などが多いように感じます。
こういったニュースがあることで、危機感の醸成を生み出すことに寄与しているのだろうな、とも思いますが、
一方世の中がとても暗く、辛く、どうしようもない場所になっていっていないかとも思うのです。

と、毎日日課になってきた朝のニュースを見た後思ったのですが、そのあとfacebookをみると皆さんのちょっとした良い日常が目に入ってきました。本当にちょっとした良い場面が多くて、なんかすごいなぁと。
これ改めて思ったのが、自分が接する情報によって世の中の色が本当に変わるなぁという体感とお付き合いしてくださっている方々がそういうことを実践している方々であることはラッキーだなぁと。

良い世の中をつくことも大事ですが、私としては良い世の中を見つけることが出来る人を増やせると良いな、などと思いました。

このあと10時半ごろこの自粛で新しく日課になった妻との川原への散歩に行ってきます。

【コラム】コロナの影響を考えた時にやることは

おはようございます。

ずっとごちゃごちゃ考えてきて、まだまだ良い対応もはっきりと見えないし、見通しも立っていませんが、
今考えていることを書いていきます。
大分長文なので、お時間あれば見ていただければと思います。
またもし少しでも良いと思っていただけたらシェアしていただけると嬉しいです。

もうこの言葉さえも使い古されていますが、コロナの影響で大変な状況に陥っています。
その影響はここに挙げていくだけでも膨大な範囲、量となっています。
今回の災害(コロナのことを適切に表現するものではないかもしれませんが)の大きな特徴は、
「全員が被害者である」ということ
また
「被害者でありながら支援者になる方々も多くいる」ことです。

感染して苦しんでいる方、その関係者で感染した方のケアや自分が感染しないかの不安
医療関係者と医療関係者の身近にいる方々
保育園や幼稚園など感染の不安を持ちつつ働く方
飲食店やスーパーなど生活必需品を提供するために感染への不安を抱えながら働いている方
生活必需品を提供するために働いている各種メーカーの方々
学校閉鎖に伴う学生、その対応をしている先生方
会社に感染の恐怖を感じながら通う方、感染させてしまう恐怖や感染してしまった時の影響を不安に思いながら出勤を促さざるを得ない経営者の方…
市、区、都道府県、国などで自らも不安も持ちながら、対応をしている方々

全員が被害者の状態
被害者であり支援者である状態

書いていても混乱してきますし、各種組織の方々も何をしてよいかと思っている方も多いと思います。

その中で改めて私が思っていることは

「メンタルケア戦略」たてませんか?

今の状況は異常で、これから何がどうなるかは見通しが立ちづらいです。
しかしながら、これは確実に言えることは
「こころの状態が悪化する」ということです。
これは絶対にそうなります。
このコロナの問題が長期化しようが、意外に短期に終わろうが、ここまでの異常事態の影響が大きくでます。

組織の営業状態を立て直すなどいろいろやることはありますが、「メンタルケア戦略」をおざなりにするのは危険です。

恐怖をあおるような文章になってしまっていたら申し訳ありません。ずっと考えていることを書き出しました。

もし読んでいただいて、
自分の組織で「メンタルケア戦略」を立ててみようと思った方がいらっしゃったらご連絡ください。
こちらにメッセージをいただくか、
当社のホームページを確認後、お問い合わせで頂いても結構です。

またこういったことを一緒に考えたい、という方も歓迎です。
まだまだ大変な日々が続きますが、お互いどうにか乗り越えていきましょう。