【お知らせ】新サービス「組織セラピー」始めました!

【お知らせ】新サービス「組織セラピー」始めました!

このサービスは「企業における専属カウンセラーサービス」です。

専属カウンセラーが行うセラピー内容として「組織セラピー」という名称を使っています。具体的には「人事部の相談役」+「面談代行」ということをオンラインやメールにて行います。

人事部の相談役とは、人事部の方が各種社員との対応をする時や様々なちょっとした判断をしたいときに、メールやオンラインでさっと相談できる役割のことです。

私は以前人事部・教育部に所属しておりました。その時から漠然と考えていたのですが、例えば経理業務で困ったことや知りたいことがあれば、自分でも調べますが、税理士さんに聞くことで専門的な判断を仰ぐことができます。また総務業務では社労士の方など。しかしながら人事部にはなんでも相談できる、という専門家が存在しないことが多いのではないでしょうか。企業によっては産業医の方や外部カウンセラー制度のカウンセラー、社内の志ある方が産業カウンセラーの資格を持って対応する、という状況ではないでしょうか。しかしながら私が多くの企業様とお話ししていますと、どうもうまく使いこなすことや、適時質問したり相談することができず、インターネット等を使ったり、担当者が自分で勉強したり情報を集めたりし、不安を持ちながらも対応している、という人事の方の話を多く聞きます。そういった組織の方への支援を行います。

もう一つは「面談代行」です。

外部カウンセラー制度などを使うと、例えば社員の方で困っている方、課題を抱えている方が面談することができます。その場合、専属の担当カウンセラーがいる場合と、適時対応できるカウンセラーが対応することがあります。どちらも一長一短だとは思いますが、私は「顔が見える」「あー連絡するとあの人がカウンセリングしてくれるんだ」という状況が良いのではないかと思います。

その考えから外部、ではなく専属というサービスにしています。

また実は人事部の方は上記のような問題を抱えた人以外の面談需要も企業には多く抱えています。

例えば、精神疾患による休職から復職後の定期的な継続面談、新入社員のフォロー面談、社員のキャリア面談、また退職時の面談などなど。結構色々な場面で、社員の方の話を聞いたり、相談を受けたり、またはアドバイスをしたりなどの業務が発生します。こういった面談を行う時間も多くの時間が費やされる、ということと、どう面談するのが良いのか?ということに疑問を持ちながら面談する方も多くいらっしゃいます。

そういった方々の代わりに面談をしたり、場合によっては社員のキャリア面談を行ったり、場合によってはコーチングをしてくれ、という要望に応えたりする役割です。またどう面談するのか不安だが、社内の人間でやりたい、という場合にはその面談担当の方のスーパーバイザーとして機能したり、面談の陪席をしフォローするということが可能です。

私は今までこのようなサービスを想定していましたし、ホームページにも記載している通り、要望を頂けば対応するということをしていましたが、リソースの問題で、あまりサービスとして大きく伝えることはできませんでした。

しかしながら今回オンラインが一般的になってきたことによって、リソースを有効活用することができるようになったためサービス提供を発表させていただいております。

自分の強みがどういうところにあるか、ということを考えますと、カウンセラーの国家資格(ちょっと乱暴な表現ですが)である公認心理師を持っていて、認定コーチの資格、またやはり国家資格のキャリアコンサルタントの資格を持っていることは企業における相談業務の多くをカバーできるものであろうと思います。そういった強みを活かしながらこのコロナショック時代の企業の支援を行いたいと思っています。

今後は仲間もつのり、支援の量を増やしたいと思いますが、今回は私が担当させていただきたいと思っております。

もしこちらをお読みの方でご興味を持っていただけた方がいらっしゃいましたら、ホームページの問合せまでメールを頂けませんでしょうか。

企業の成長をより高めるための社員の方々へのケアをご支援できれば嬉しいです。

【コラム】カウンセリングを学んでもらう方法

【コラム】カウンセリングを学んでもらう方法

先日「本物のカウンセリング」の必要性について書きました。もうそろそろこのレベルのコミュニケーションを取れる人が増えていくときなのではないか、また増やせないとしても、何か仕組みで対応できないか、というのが私の考え方です。

仕組みについては今、何人か素晴らしい取り組みをしている人と話をさせていただいて、こういう仕組みならやれるかも、ということを考えています。これについてはもう少し具体的になってきたら、こちらに書いていきます。

もう一つずっと考えていることの一つが、「本物のカウンセリング」を学ぶ、ということなのですが、それは例えば大学院を卒業し、臨床心理士や公認心理師をとることが必要か、というとそういうことではないし、難しい専門書を全員が何冊も読んでいなければいけない、ということではありません。

そうではなくて、管理職の方々が現場で人材育成としてのコーチングと問題解決、メンタルケアとしてのカウンセリングをできるように、しかも何年もかけて学ぶことではなくて遅くとも半年くらいで学べて実践できている状態を如何に作るか、ということが重要だと思います。そうしなければ管理職の方々全体の当たり前の能力の向上はできないだろうと思うのです。

難しいことを如何に簡単に伝えるかは当たり前で、如何に簡単にできるようになるか、ということへの取り組みが大事だと思っています。ブリーフセラピー協会の千葉支部で支部長をやらせていただいているのですが、そこで先日ロジカルシンキングを簡単に講義をし練習しました。基本的なロジカルシンキングの練習をすることでクライアントの話を聞くときの頭に働きを強化できるのではないかと考えたからですが、ただまだ試行錯誤中しながら色々やっているところです。

簡単にできるようになるための準備が簡単じゃない、ということが問題です・・・

6月終わりから7月初めにはブリーフセラピーを学ぶ私なりのやり方を提示できるようにします。ご興味があればお声がけください。

 

【コラム】本物のカウンセリング

【コラム】本物のカウンセリング

私は30代前半にコーチングを学び、資格を取りました。それと前後して研修講師という仕事を始め、人材育成を本業とするようになりました。コーチングを研修でもお伝えしていますし、実際に個人向けにコーチングもしてきました。コーチングを世の中の方が、特に管理職が使えるようになることはとても大事なことで、その研修をやることは必要かつ重要で、自分にとってもやりがいのあることでした。

40歳になる頃段々と疑問が湧いてきました。自分は人材育成をしている、それは働いている方がより成果を出せるように、また成果を出せる組織を作るためにやっているわけです。ただよく考えると、働く人の中には成果を出しづらい方、また「今は」成果を出すことが難しい方も存在する。そういった方々に自分は全くアプローチできていないのではないか?ということです。

コーチングは色々な考えがありますから、私の言うコーチングが正しいわけではないですが、基本的には「もっと頑張れるようになる」「もっとよりよく生きる」ためのツールだと思っています。そのツールはいわゆる健常な状態の方向けです。例えばうつ病で休職した方の復職時のミーティングで管理職がコーチングを使うのは中々危険です。コーチングのスキルの一つ「傾聴」は使えるではないかと思う方もいるかもしれませんが、私自身はコーチングの傾聴とカウンセリングの傾聴は違うものだと思います。コーチングは「成果を出す、成長をする、させる」ための傾聴でカウンセリングは「問題解決+流派によっては成長をさせる」傾聴です。

さてコーチングとカウンセリングは似て非なるものですが、今まで私は管理職はカウンセリングを学ばなくてもコーチングの傾聴のうち「ただ聴く」ということや「2対8で部下の話を多くできるようにする」ことだけでもできれば十分で、管理職はカウンセリングではなく、「カウンセリング力」を身につければ良いのではないかと思っていました。

ただこの今の状態を踏まえていくと、もう管理職の方々にも本格的なカウンセリングができる力を身につけてもらったほうが良いのではないかと思うのです。特にテレワークの特徴の一つは「言葉のやりとりの重要性」です。その言葉を扱うプロになっていく必要が出てきたのではないかと思います。もちろん先日記載したコラムにも書きましたが、全員がカウンセリングができなければいけないとは思っておらず、そのレベルでできる人を増やす、ということと、それが不得意な人はツールを使うことで、補助輪をつけて近い効果を出せるように工夫をしたいと思います。

カウンセリング力から本物のカウンセリングへ、が必要だと思うのです。

【コラム】メンタルヘルスというテーマを選んだ理由

【コラム】メンタルヘルスというテーマを選んだ理由

先日5月28日の9時半から1時間、講演をさせいただきました。

このなんじゃ祭とは何かというと、リ・カレント株式会社が企画したイベントのタイトルです。私はその3日間に渡るイベントの中の1時間を頂戴し、お話しさせていただく機会を頂きました。

私のテーマは「メンタルヘルス」

ただ実はメンタルヘルスというテーマで無料セミナーを開くと、あまり人気がないのです。なので私としても「どれくらい聞きに来てくれんだろう…僕の講演だけ目立って受講数が少なかったら辛いなぁ」など考えていたのですが、営業の方が頑張ってくれて当日は多くの方に聞いてもらうことができました。質問も多く、残り時間でどんどん答えていきましたが、その質問一つ一つも現場で頑張っているからこその質問で、とても価値のある内容ばかりでした。

今回の講演を依頼をしていただいて、テーマを決定するまでに、色々迷いました。この後の売り上げにつながりやすいテーマが良いかな?流行りのテーマにした方が良いかな?などなど。メンタルヘルスというテーマではあまり次につながりづらいし、企業が研修を依頼するより産業医の方に社内講演をしてもらうなどに落ち着いたら…などなど。ぐちゃぐちゃ考えていました。

これはまたどこかで書きたいのですが、5月に3週間に渡って「シナリオプランニングブートキャンプ」というワークショップに参加していました。そこで色々と考えていく中で、今自分が本当に提供したいことや、どうにかしたいことって何だ?という問をしていく中で、「このコロナの影響で必ず起きるだろうメンタルヘルス問題を最小限に抑えるための動きをしたい」と思うようになりました。

ぐちゃぐちゃ考えていたものの、その中で売り上げにつなげるのは繋げ方の問題で別に考えよう、そうではなくまずは本当に大事なことを伝えよう、と思うようになりました。

今回どこまで伝わったのかはわかりませんが、私としては時間の中で話せることは話しました。

あ、あととても面白い取り組みも共有しました。キーワードは「トライアングル」これはまたどこかで書きます。

 

【コラム】鍛えても鍛えなくても良い結果にしたい!

【コラム】鍛えても鍛えなくても良い結果にしたい!

4月13日にコラムで「メンタルケア戦略」について書きました。

そのあと色々な機会を頂戴出来て、ずっとこのことを話してくることが出来ました。いや…本当にありがたいです。お話しさせていただいた方、そういった機会を設定していただいた方、本当にありがとうございました。

メンタルケア戦略は色々なことがありますが、その一つは管理職のマネジメントの見直しがあります。そういったことを人事の方と話していた時に出てきた言葉の一つが「でも上司が部下の話をちゃんと聞けないので…メンタルケアを管理職に預けると不安で…」

これあるあるですよね。この話ずっと色々な企業で聞いてきました。

じゃあ、どうするか?なんですが、私が考えるのは表題にありますが、

「鍛えても鍛えなくても良い結果にしたい!」です。

このコロナの状態やテレワークの状況というものは本当にすごい機会になります。色々なことを変えざるをえないわけです。

なので、そのような機会をつかって「管理職のコミュニケーション」に劇的な変化を起こしていく、ということも大事。今当社ではそのためのコンテンツを作っています。

もう一つは「それでも難しい人がいる問題」です。これはどうにか鍛えるというのはあきらめるのも必要なのではないかと思うんです。みんながみんなうまくできるわけではないです。そのような理想郷を考えることそのものが悪循環を生むのではないかと思います。

なので「鍛えない」ということ。「鍛える」ことをあきらめる、ということです。

ただ大事なのは、それでも組織のコミュニケーションを良くして、メンバーのメンタルケアやパフォーマンスアップを行うということ。そう考えることが本当に効果をだすことではないでしょうか。どの管理職もコミュニケーションが上手になることは正しい目標ですが、それはちょっと難しい。ならより効果的な方法を考えませんか?と思います。

「鍛えてよさそうな人は鍛えて、鍛えて良くなさそうな人は鍛えず、効果を高める方法を考えす」

こんな考えを提唱しています。

今日は来週5月28日の「なんじゃ祭り」で話す内容の一部を書きました。このイベントは無料ですので、もしご興味あればお申込みください。

【お知らせ第二弾】なんじゃ祭にて講演を行います

【お知らせ第二弾】なんじゃ祭にて講演を行います

5月28日にリ・カレント社様主催の「なんじゃ祭」というイベントに

9:30-10:30に講演させていただくことになりました。

「コロナ不安で若手社員に忍び寄るメンタルダウンをケアしよう!」

というタイトルになっております。

実は…というのも変ですが、ちょっと焦っていまして。色々な企業の方と話していると、皆さんテレワーク対応とか、とにかく研修のオンラインへの変更とか、そういった対応にとてもバタバタしていらっしゃいます。当たり前と言えば当たり前なのですが。

上記のような中でももちろん各社人事や現場の方々は新入社員と毎日朝礼をしたり、また在宅勤務の社員へのケアとして在宅マニュアルを配布したりと色々な手も打っていらっしゃいます。

ただ、それでも本当に危ない、と思っています。

在宅の状況のなかで見えないメンタル不全が進行していたり、急な職場復帰が進む中、業績回復に向かう会社と社員の状態の不適応が発生したりと…

このような今まで経験したことのない出来事の時には、今一度自分の組織の備えは大丈夫かを見直す必要があるのではないかと思うのです。

今回のなんじゃ祭では上記のような考えや、こういう時にこそやってほしいこと、手を付けてほしいことをお伝えしたいと思います。

ご興味ある方はぜひ!

「なんじゃ祭」で検索してみてください!

 

【お知らせ】部下へのメンタルマネジメントセミナー開催します

【お知らせ】部下へのメンタルマネジメントセミナー開催します

今日はお知らせを2つさせていただきます。その1つ目です。

2020年5月22日に表題のセミナーを実施します。

私はこのコロナの状況になってから働く人のメンタルケアについて各セミナーにおいて、その必要性を何度もお話しさせていただきました。

この度セミナー開催の機会を頂戴しまして、それでは具体的にメンタルケアをどうすると良いのか?といったことに対してその対策を話し、トレーニングも行うことになりました。

もしご興味があり、参加希望の方は当社へメールをしてください。もしくはfacebookページにメッセージをください。

短い時間ながら、がっつりと濃密な時間にしたいと思います。

【コラム】「変化と問題解決はセットで!」

【コラム】「変化と問題解決はセットで!」

こんにちは。

今日のテーマはテレワーク。

最近facebookでテレワークやオンライン研修など宣伝がすごい…!

コロナの問題が始まって本当に世の中の働き方が変わってきていると実感します。私自身は個人で動いていますのでもともと家で働くことになれているし、ZOOMミーティングなども少し戸惑いはあったものの、あまり問題なく適応できています。また効率という点でいえばテレワークはとても効率が良くて、私自身はどんどんテレワークにすれば良いのに!と思っています。

一方で私がこわいな、これから気をつけなきゃなと思うのはこのコロナをきっかけに「テレワークバンザイ」「これからはテレワークだ」となることです。もうちょっと言ってしまえばテレワークに移行できない会社はだめだ、といったような。またテレワークでうまくできない人はだめだ、といったような流れです。

テレワークにそぐわない会社、部署、また個人がいます。また時期もあると思います。そういったことも含めて見極めていく必要があるし組織ごとに検証していく必要があると思います。

もう一つ変化ということを組織として行っていく際に抜けがちなのが「問題解決手法」です。たとえば対話型組織を目指していくときに、必ず零れ落ちる人がいますよね。それを単に変化についていけない、ではなく「変化する際にはついていけない人がある一定数存在するんだ」と言う前提で考える必要があります。今回のテレワークだってニュースで「テレワークに移行できない上司」という記事タイトルを見ましたが、そりゃそうです。そういう人いて当たり前です。そういう人がいるのは当たり前で変化の設計していないことが問題で、そういう人が問題ではありません。

もちろん必ず全員が零れ落ちることなく変化していくことが良いとも限りません。ただ零れ落ちることがわかっているのであれば手を打っていきましょうと思うのです。

今日のコラムは賛否両論あると思います。知識ではなく私の考え方を表現してみました。

明日ありがたいことに人事の方の前で話す機会があります。これだけではありませんが、皆さんで一緒に考える時間にしたいと思います。

【コラム】「モチベーションを上げるには?は悪循環」

【コラム】「モチベーションを上げるには?は悪循環」

おはようございます。

先日あるお客様から「このコロナの現状の中、メンバーのモチベーションの上げ方がわからない。どうしたら良いか?」というご質問をいただきました。

私の返答は「うーん、まあ普通は上がらないですよねー」でした。

もちろんすごい人はいっぱいいて、このような時期にさっと動けたり、新しいことを考えることが出来たり、という方々。ただこういう方にはフォローはいらないわけです。放っておいてもこの方々は自分でどんどん動いていけるし、精神的にも大丈夫なわけです。

大事なのは「そうではない普通の人たち」をどうするかなんです。

普通の人たちはこのような世界的な問題が発生していて、これからどうなるかわからない、経済も不安、自粛など生活が制限される…

こんな時「こんな時こそ元気になってくーー!!」なんて怖くないですか?(元気になる人ごめんなさい。そういう人は「すごい!人です」)そうじゃなく、普通は落ち込むし、元気もなくなるし、不安は消えないしとなるんです。私たちセラピストはこうやってノーマライズをします。なのでこういった時に「もっと元気になろうよー」ということは異常なことをやらせようとしていることになります。

繰り返しますが、「もっと元気になろうよー」と言われて元気になる人もいるので、全部が全部上記の考え方が良いという気はありません。書きたいのは「元気じゃないということが当たり前」となることです。

ノーマライズからスタートし「元気じゃないのが当たり前。だから今あまりモチベーションなんか上がらなくて当然、しょうがないよ。それよりもそんな状況で落ち込むのが当たり前で、人によっては病気になったり、動けなくなるほどだるさを感じる人もいるのに、今こうやって私と話が出来ているという状態を維持するのはどうやって工夫しているの?」その中の解決を見つけていく、なんて方法が良いのではないかと思います。これはブリーフセラピーの技法を使っています。

ちょっと横道にそれますが、私はセラピスト養成を担ってやらせていただいているのですが、このノーマライズ+例外探し・解決の探索ということをしないで、単純に「できていることない?」「工夫していることは?」などとしてしまうケースがあり、そうすると「解決」や「ポジティブ」の押し付けになってしまうので要注意だなぁと思います。

「モチベーションをあげる」ではなく「モチベーションが上がらないのが当然の中出来ていることを探す」ことが大事なのではないかと思うのです

【コラム】「世の中を相手にしない」

【コラム】「世の中を相手にしない」

こんばんは。予定通り?毎日ではなく時々コラムになってきました。

コロナのこと、毎日何かしらニュースが生まれますね。

商店街の人ごみ、海岸のサーファー、パチンコ店…

こんなにわかっていない人がいる、出来ていない人がいる、えーなんで!となっていまう。私も妻とウォーキングしていた時、同じウォーキングしている人でマスクしていない人を見つけると「してないね…」と話してしまう…

こういうときに大事だと思うのは「相手を小さくすること」。

毎日毎日自分はニュースで言っている通りにステイホームしている、でも世の中にはそんなこと気にしないで出歩いている人がいる、パチンコに行っている人がインタビューを受けて「暇だから来た」に「うきー!みんなその状態を頑張っているんじゃないかー‼」と怒りモードなど。

これって毎日「無力感」を学習しちゃっているんじゃないかと思うんです。自分は頑張っている、やれることはやっている、でもやっていない人もいて、まだ感染者数は増えてて、自分は努力しているけど全体の結果がついてこず、何をやっても感染は収束せず…

自分が何をやってもうまくいかないことを通して「自分はなにをやっても結果を変えられない…」と無力感を学習してしまう。そうすると自己効力感が落ちて…となってしまいます。

大きいし抽象的な相手と戦って、無力感を感じ、また動いて…となって悪循環がぐるぐる回ってしまいます。

世の中は変えることはできないし、思う通りになんてうまくいかないわけです。そうではなく「目の前の」「小さくて」「影響可能な」物事に取り組んでいくことで、小さい達成経験を繰り返し自己効力感を高めていくことが大事なのかなぁと思うんです。

というわけで今日はずっと妻から言われていた部屋の掃除をしたのでした。