note記事40:「組織セラピスト」の提案〜産業領域で活躍するカウンセラーができること〜

「組織セラピスト」とは

「組織セラピスト」は造語です。

元々はエドガー・H・シャイン先生の書籍で「組織セラピー 組織感情への臨床アプローチ」があり、この本は5つの心理療法の流派のセラピストと共に、組織の問題を各セラピストの療法によって解決を試みています。

ここから「組織の問題を心理療法を使って解決をする人」という意味で、私は「組織セラピスト」という表現を使っています。

私自身はブリーフセラピーという心理療法を使って日々カウンセリングを行なっていますが、同時に企業の講師、組織コンサルタントとして活動しており、その際にはブリーフセラピーを組織の問題解決に使っています。
ちなみに以前書いた記事で企業の研修企画を心理療法でやってみるとどうなるかについて書いています。

このように心理療法を組織の課題解決などに使っていくと、これまでと違う視点で問題解決への取り組み方ができるのではないかと思うのです。

実は以前は「組織セラピスト」という言葉は、

「働く人が『心理学』や『心理療法』についての知見を高め、マネジメントや仕事に活用できる状態

という定義で使っていました。
これはこれで大事だと思っているのですが、もう一つの意味として今回は、

「産業領域のカウンセラーが『個人』のカウンセリングのみならず、『組織
』のカウンセリングができるようになること」

として提案してみたいと思います。

産業領域のカウンセラーがもっと組織課題に取り組めると良いと思うこと

企業のカウンセラーというと、どのような人や役割を想像しますか?

多分、「従業員の悩みを聞く」ということが主なイメージだと思います。
もちろんそれはそうなんですが、もっとこんな場面でカウンセラーが活躍できると良いと思いませんでしょうか。

※ちなみにEAPサービスを提供している会社で、これから書くことを謳っている会社はあります。しかしながら実際にはこのような場面ではまだまだ使われていないことが多いのではないかと私は思っています。

①管理職に対して

・部下マネジメントについての話し相手として

→ある部下の対応で困っている(精神疾患などではなく「年上の部下」とか一般的な問題)場合に自分の頭を整理するための壁打ち相手としてカウンセラーとして関わる

→休職明けの部下への対応に困っている場合など。産業医や人事部などとは話していて方針はわかっているものの、どんな顔してあえば良いかとか、他の部下の不満などにどう対応するかなど、産業医や人事部に聞きづらい内容などの時にカウンセラーとして関わる

→自分では理解しづらい部下など「発達障害じゃないか?」などと思ったが、はっきりとはわからないなど、相談することが妥当かどうかもわからない時にカウンセラーとして関わる

→ハラスメントなどの問題の時など、自分がやっている行為がハラスメントかどうか判断がしづらいとか、部下が他の部下にハラスメントをしているように見えるが、判断がわからないや、どう関わればよいかわからないなどの時にカウンセラーとして関わる

重要!

上記の内容で大事な考え方は「どこまで管理職が知見を高めると良いのか?」といった議論が必要です。
復職対応とかハラスメントとか発達障害の部下の対応や、精神疾患や障害を持つ方への合理的配慮など、管理職が全てを把握するのではなく、管理職がすぐに確認できたり、一緒に考えることができる体制を作った方が良いのではないかと私は思っています。
管理職が全てをわかっていなくても、各種専門家が管理職をフォローできる状態を作ることが今後の組織運営には大事なことなのではないでしょうか

②人事部や総務部に対して

人事や総務業務の一部に専門家として関わる

→会社の施策の進め方に悩んでいる場合など
メンタルヘルス体制の構築などはもちろんのこと、他にも女性活躍推進や男性育休、ダイバーシティなどの施策を進める際にどのような順番で進めると良いのか、社員への訴求はどのようにすると良いのかなど専門家としての知見を提示したり、人事総務の方が自分の考えを整理するためにカウンセラーとして関わる

→研修や教育体系の構築の場合など
特にコミュニケーション系の研修などは、心理学や心理療法の知見が数多く使用されている。一方実はちょっと心理学や心理療法の知見を間違って使っている場合や、切り取りして使うために問題がある使い方になっている場合がある。そういった時に内容の良し悪しや、研修の設計などにカウンセラーとして関わる

→OJTトレーナーやメンターなどが自分の担当社員のことで悩んでいる時など
新入社員の担当をしているOJTトレーナーが、新入社員の状態で心配なことがある時に人事部に相談をする時があるが、人事部の方でも自信を持って判断できない時などに人事部がカウンセラーに相談することや、OJTトレーナーが直接カウンセラーに相談できるようにするなど、一次相談、二次相談先として関わる

→休職・復職対応、合理的配慮などの判断を行う場合など
管理職同様、産業医に相談することがしづらい時や、相談しても判断がつきづらい時、どう相談して良いかわからない時などにカウンセラーが関わる

重要!その2

ここでも大事な考え方は「どこまで人事部、総務部のメンバーが知見を高めると良いのか?」といった議論が必要です。
カウンセラーでなくても産業医でも良いと思うのですが、人事部や総務部の方は、もっと専門家を積極的に頼っていくことができると良いのではないかと思っています。
「人の問題」に関する外部リソースの使い方として、もっと産業領域のカウンセラーはできることが多いと思うのですが、私が知っている限りですが、まだまだカウンセラーは「社員の悩みを聞く人」としての役割に留まっているように思います。

産業領域で活躍するカウンセラーが「個人」と「組織」に関われること

いかがでしょうか。
ここまでもっとできること、について書いてきました。
私は40代になってからカウンセラーを目指し、カウンセラーとしての仕事を始めた人間です。
それからカウンセラーの方と会うたび、また様々な心理療法を学ぶたびに、「こういった方が企業に関わると、もっと組織が良くなるのではないか」
「こういった知見を企業が取り入れると、もっと組織が良くなるのではないか」
といった思いを何度もしました。

カウンセラーはもっともっと活躍できる人材だし活用できるぞ!といった想いのコラムです。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
少しでも共感してくださる方がいると嬉しいです。
それでは次回もよろしくお願いします。

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チェリッシュグロウ株式会社では研修及びカウンセリングサービスを提供していいます。ご興味がある方はこちらにお問い合わせください。

またUdemyさんにて今回のコラムで書いている動画の案内です。

プロのカウンセラーが実践している!「マネジメントに使える心理療法」
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note記事39:日本ブリーフセラピー協会学術会議に参加して

日本ブリーフセラピー協会の第15回学術会議に参加してきました

今年の開催は京都です。
また本格的に対面開催に舵をきっており、対面でのワークショップや研究発表が行われました。
学会テーマは「らしくないブリーフセラピー~治療的現実の多様性~」です。そのテーマ通り多様な内容で研究発表やワークショップがありました。

2023年9月13日に
「36:企業で働く人に日本ブリーフセラピー協会の学術会議をお薦めしたい
理由」という記事を書きました。
この記事とあわせてお読みいただけるとありがたいです。

36:企業で働く人に日本ブリーフセラピー協会の学術会議をお薦めしたい理由|森川友晴 (note.com)

今回は参加しての感想を大きく2点にわけて書いてみます。

まず私が参加したり座長をしているのがすごいことなんです

これ、私がすごい!と言いたいわけではありません。
私は言葉は悪いですが「変なルートの人」です。
もともと外食産業のモスバーガーで店長から人事部、教育部と従事して、研修会社に転職しマネージャー職として研修を開発しながら講師業を行い、専門はコーチング、という人間です。
26歳ごろに産業カウンセラー30歳でキャリアコンサルタントの資格は取得していましたが、特に相談業務を行っていたわけではありません。
そのような人間が心理療法の学会に参加し、研究発表の座長をやっている、というのはなかなかないのではないかと思います。
これは私にやってみないかと声をかけてくださった先生がまず「どのような立場、資格を持っているか」ではなく私という人間を見てくださったからだろうと思います。
また協会の方々も私という人間に色眼鏡なく接してくださり、信頼をよせてくださっていることで私という「変なルートの人」が千葉支部の支部長や学会の座長という役割をいただくことができているのです。

一応補足ですが、他の学術団体が色眼鏡で見る人が多いということを言いたいのではなく、普通は私のような人を見るときは色眼鏡があって当然だ、という前提です。
色眼鏡で見る方が普通だし、私のような立場や経歴の人間を受け入れることが難しいことが普通の反応だと思っています。

こういった環境のおかげで私は本当にたくさんの貴重な経験をさせていただいていると、学会に参加するたびに思うのです。

刺激を受けて思うこと

学会の詳細な中身は書きませんが、基調講演や研究発表、ワークショップを二日間でたっぷりと学びました。

毎回思うのですが、
学ぶことが多くて良かった!ということが一番大きい感想です。
研究発表である方のケースを聞くのですが、
「うー!そこで自分はそのような対応ができないなぁ」と思ったり、
「そうか、こういった理論を面接に当てはめるとこうなるのか!」といった発見があります。
私はストレングスファインダーで2番目の強みが「回復志向」ですので、
自分に足りない、とか、もっと改善しなきゃといったことが大好物です。
足りないこと、知らないこと、ダメなところ、直すところが見つかるとワクワクします。
カウンセラーの世界に飛び込んで11年経ちました。
100点中60点くらいは来たのかな?なんて思ったりしたりしても、
こういった経験で「あ、100点ではなく1000点中60点くらいだった!」と
思い知らされます。
この感覚が大好きです。

またもう一つ、刺激を受けると全く違う思いつきが生まれます。
例えば、あるケースについて真剣に聞いているときに、そのケースの内容とは全く違うのに「あ、あの相談にこんな対応してみると良いかも」とか、
「あ、研修内容に○○という内容を入れるともっと深みが増すかも!」とかが思いつくのです。
私はそんな時に緑色のペンでノートの端に書いていくことにしています。
今回も緑色のメモがたくさん書いてあります。

2日間集中して刺激を受ける、というのは本当に良い体験です。

このように毎年学会に参加すると感謝の気持ちが大きくなったり、足りない感をたっぷり感じたり、新しいアイデアが生まれたりしています。
来年は新潟です。
今から楽しみです。

ちなみにまだオンラインのコンテンツは10月末までみることができます。
ご興味が湧いた方はぜひ!

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またUdemyさんにて販売している動画の案内です。

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note記事38:初めてのコンテンツ販売、の振り返りです②

2023年10月3日にnoteにてコラムを書きました。

リンクはこちらです。

https://note.com/cherishgrow/n/n16cbf28a54fb

noteに記載したコラム内容を再掲します。

なぜUdemyを選んだのか?

今回オンラインコンテンツを販売するにあたって、なぜUdemyにしたのか、ということには2つの選択で考えました。

①オンラインコンテンツを販売するか、オンラインスクールを運営するか
②販売を自力でやるか他力で行うか

①に関しては順番の話で、オンラインコンテンツの販売のあとはオンラインスクールの運営を始めたいと思っています。
初めにオンラインコンテンツから始めるのは、すでに持っているコンテンツがオンラインスクールとして何回かに分けてお伝えするよりも1回の受講するのに適していたこと、クイックスタートを切ることができるからです。

②に関しては迷わず自力ではなく、Udemyのようにコンテンツの拡販をしてくれるオンラインプラットフォームを選びました。
これはなぜかというと、2つ理由がありまして、一つ目は自分に自力で販売するだけのネームバリューやファンがいる状態ではない、ということと、二つ目は今後もそれは難しいのではないかという見込みからです。
二つ目の理由は、自分でやってみて大きな検討事項だと思ったので、この後にまとめて書きたいと思います。

以上①と②の理由が今回Udemyでの販売をした理由です。

カウンセラーがマーケティング戦略を展開することの難しさ

前述した通り、私は自分にネームバリューがないことやファンがいないこと、また今後も難しいのではないかと思うことを書きました。

カウンセラーが自分で自分のことをアピールする難しさ、ということです。

カウンセラーで例えば、私は1万人のクライアントを幸せにしてきました、とアピールすることはできるかと思います。しかしながらそれはカウンセラーの態度として「危うい」です。なぜかというと私の考えるカウンセラーはあくまでクライアントの人生にとって一部分登場しただけの「脇役」です。また良くなった、解決した、どうにかやっていけるようになったのはクライアントであってカウンセラーではありません。
自分が○○人を改善してきた、幸せにした、解決したというのはカウンセラーが「してあげた」文章です。
私にはとてもそういったアピールはできそうにありません。

「こういった事例を対応した」というアピールならどうでしょうか。
これはあくまで事例を紹介しているので、カウンセラーがしてあげた、ということになりません。
しかしこれはカウンセラーとして「守秘義務」に違反します。
どのような時であれ、もし自分のクライアントが「あ、これ私の相談内容かも」などと思ってしまうことはしてはいけません。
こういったことから、事例を紹介することで自分の実績をアピールすることも難しいのです。

また有名になるとします。
有名になることは一概に悪いことではありませんが、やはりこれも相当な匙加減が必要になります。
有名になることで相談に来る人が最初からイメージを持ってしまうことがあるからです。もちろんそういったイメージが「期待」になることは相談に効果的に働くことがありますから、うまく「期待」を結果に繋げることができると良いだろうと思います。
とはいえ、なかなか難しいことであることは変わりありません。

このようにカウンセラーがコンテンツを大きい市場で売っていく、ということには難しさがあるんだ、ということは改めて考えていかなければいけないと思いました。

コンテンツ販売のやれたこと、改善すべきこと

〈やれたこと〉

・最も伝えたい内容を兎にも角にも形にできたこと

これはとても良かったです。
自分が最も熱を持って話せることを最初に作る、ということはオンラインコンテンツを作る、という大作業へのモチベーションとして大きく機能しました。

・オンライン動画の作り方がわかったこと

元々研修会社でコンテンツ開発の仕事をしていたので、いろいろな研修のコンテンツを作ることはそんなに難しくないのですが、今回は動画を作るということで、光の使い方や音声、OBSなどのソフト、編集作業など一通り経験できました。
1回作ることができたのでこれからは相当時間短縮できそうです。

〈改善すべきこと〉

・ユーザー目線が足りなかったこと

これにつきます。
考えたのは考えたのですが、どちらかというと「伝えたいこと」が先にあって、「誰かの困りごと」を改善することが足りなかったと思います。
また一発目のコンテンツとしては内容が専門的すぎるとも思います。
もっと多くの方が興味を持ちやすい内容であることや、専門的であるならもっと「何に対して効果的か」をわかりやすく記述していくことが大事であると思いました。

ここまでがやれたこと、改善すべきことです。
次回にもより良いコンテンツにしていくために、もっともっとユーザー目線でコンテンツを作っていきたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
少しでもお役に立つ内容であれば嬉しいです。
次回もお読みいただければ嬉しいです。

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またUdemyさんにて今回のコラムで書いている動画の案内です。

プロのカウンセラーが実践している!「マネジメントに使える心理療法」
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note記事37:初めてのオンラインコンテンツ販売、の振り返りです①

2023年9月20日にnoteにてコラムを書きました。

リンクはこちらです。

https://note.com/cherishgrow/n/nbe241b20a8c4

noteに記載したコラム内容を再掲します。

Udemyさんでオンラインコンテンツを販売しました!

2023年の8月に初めてオンラインコンテンツをUdemyさんにて販売しました。
タイトルは下記の通りです。

プロのカウンセラーが実践している!「マネジメントに使える心理療法」職場の問題解決のためのブリーフセラピー

このコラムと次のコラムで、なぜオンラインコンテンツを販売したのか、販売をしてみての感想や今後についてを書いていきます。

今回のコラムで、まずは「なぜオンラインコンテンツの販売をしたのか?」
について書いていきます。
最後までお読みいただけると嬉しいです。

なぜオンラインコンテンツの販売をしたのか?

理由は3つあります。
①「楽に気楽に」仕事をできる人を増やすため
②年齢的に何かを残す時期にあると思ったため
③BtoCの事業をすることで販売のルートを増やそうと思ったため

①「楽に気楽に」仕事をできる人を増やすため

私は昔から口癖のように「もっと楽に仕事はできるはずなんだよなぁ」と言っていました。これは手を抜くとか、楽をする、ということではなく、
もっと仕事は簡単に進めることができるのではないか
もっと仕事は気楽に考えて進めることができるのではないか
もっと楽に気楽に成果を上げる道があるのではないか
といったことです。
私が研修で講師というお仕事をしているのは上記の裏目的がずっとあります。
新入社員にマナーや仕事の進め方のテーマで登壇したり、メンター制度でメンターになったり、OJTトレーナーになった方に指導力や相談を受ける方法をお伝えしたり、キャリア研修やレジリエンス研修に登壇するのは、そういったことを実施しようとする企業の方の要望に応え、より成果を出せるようにするという目的と、私自身としては、それぞれの方々が上記のような研修を受講することで、もっともっと楽に気楽に仕事ができるようになったり、成果を出せるようになるという目的を持っています。

上記のように考えながら企業の登壇をしてきたのすが、私の知っているスキルや考え方をできるだけわかりやすく提供することで、より多くの方に楽になってもらう方法がないか、と考えたからです。

実は2020年のコロナ禍の頃からモヤモヤと上記のことを考え始め、色々と動いていたものが、ようやく形になりました。

②年齢的に何かを残す時期にあると思ったため

私はこのコラムを書いている時点で52歳です。
去年くらいから何人かの方に「もうそろそろ後進を育てることに注力しては?」といった声を頂戴することが多くなりました。
しかしながら自分としては「まだまだそんなのは早い」という思いが強く、特にカウンセラーの世界は上には上がいて、とても自分が何かを言うなんて烏滸がましい・・・といった気持ちがありました。
その気持ちはいまだにあるのですが、先日コーチングを受けているときに、「何かを残していこう」「もっと発信していこう」と思えるようになりました。まだまだ未熟でも、それをそのまま出して、それでも良いと思ってくだされば嬉しいし、またもっと成長できたらその時にまた発信していけば良いだろうと思えるようになったのです。

未熟でも残す。あとの評価は任せて、ダメなところは改善する
そのように考えてオンラインコンテンツを作りました。

③BtoCの事業をすることで販売のルートを増やそうと思ったため

私は創業して11年立つのですが、実は私自身は営業をしたことがありません。
ありがたいことに全て紹介いただいています。
いくつかの研修会社様のパートナー講師として紹介をしていただいているのと、あとは個人的なつながりによって声をかけてくださっています。
スクールカウンセラーのお仕事も知り合いの方にお声がけいただいて始めることができました。

このように11年も自分から動くことなく、お仕事が切れずにやってこれたことは幸運以外の何ものでもないのですが、そろそろ自分からも動いていくことや、対企業以外の販売ルートを作りたいと思ったのが事業としての判断です。ここはもう少し細かく考えたのですが、ここまでとさせていただきます。

ここまでなぜオンラインコンテンツの販売をしたのか?について書きました。
次回は「実際に販売してみて」について書きます。
特に販売してみて思ったのは「カウンセラー」という立場においてのコンテンツ販売の難しさです。
次回もよければお読みいただければ嬉しいです。

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note記事36:企業で働く人に日本ブリーフセラピー協会の学術会議をお薦めしたい理由

2023年9月13日にnoteにおいてコラムを書きました。

リンクはこちらです。

https://note.com/cherishgrow/n/n7859ac198756

noteに記載したコラム内容を再掲します。

2023年9月30日から2日間の学術会議があります

日本ブリーフセラピー協会の2023年度の学術会議が9月30日、10月1日の2日間、京都で開催されます。
同時にオンライン開催があり、ラジオ企画や昨年までのオンライン講座で人気だった講座を復活しており今年も見ることができます。
(私も「産業臨床におけるブリーフセラピー」というオンライン講座を担当しています!(宣伝・・・!)
京都に行ける方は京都で、行くことが難しい方はぜひオンラインにて参加してみて欲しいです。

なぜ企業で働く人にブリーフセラピーと学術会議を勧めたいか?

題名にある通り私は企業で働く方にブリーフセラピーを学んで欲しいし、この学術会議に参加してみて欲しいのです。
下記に
・なぜ企業で働く人にブリーフセラピーを勧めたいのか?
・なぜ企業で働く人に学術会議を勧めたいのか?

〈なぜ企業で働く人にブリーフセラピーを勧めたいのか?〉

①ブリーフセラピーは「集団療法」であり、企業の部署、チームのコミュニケーションの問題解決のヒントが数多くあるから

数多くの心理療法があります。
精神分析、来談者中心療法、認知行動療法などなど
その一つ一つがとても多くの研究の上に成り立ち、どれも素晴らしいものです。私もカウンセラーとして面接をしている時には、基本はブリーフセラピーを使って面接をしているのですが、他の心理療法の要素をブリーフセラピーと一緒に使う場合もあれば、ブリーフセラピーを使わず他の心理療法を中心に行うこともあります。
なので、カウンセリングとしてはどの心理療法も効果的であると思っていますし、他の心理療法がダメだとは思っていません。
一方、私がブリーフセラピーが良いと思うのは、ブリーフセラピーが「集団療法」である、ということです。

例えば、社員のAさんが周りとうまくいっておらず、辛い気持ちになっている、ということであれば、これは個人療法でAさんと面接をして気持ちが楽になるように話していくことが役に立つでしょう。
ただ、社員のAさんとBさんがお互いの関係に悩んでいて、AさんとBさんの対立でチームが崩壊寸前になっている、そしてそこの課長として自分がどうにかしたいと思っている、などという場合、なかなか個人療法では難しいのではないでしょうか。

こういった時に集団療法であるブリーフセラピーは課長としてどのようなコミュニケーションをとっていくと良いかを考えていくことができます。
個人を変化させていくのではなく、集団を変化させていくことができるので、部署やチームなどと集団での問題につながりやすい対象にブリーフセラピーは効果的なのです。

②企業では「短期的に」「早く」「効果的に」問題を解決する必要があり、そのためには問題を「浅く」解決する必要があるから

企業では日々成長し、成果を出していくことが求められます。
そうすると成長や成果に向かうにあたって障害になる問題は速やかに改善していく必要があります。
例えば
「AさんがBさんとの関係に困っていることで成果を出しづらい状態になっている。」
このような状態の時に皆さんがAさんの上司であれば、どれくらいの期間でAさんの問題を解決しようと思いますか?

私であれば「なるべく早く」というのが答えです。
時間のイメージであれば、こういった状態に気づいてから1日とか長くて1週間くらいでAさんの問題を解決して成果を出すことができる状態にしようとすると思います。
皆さんであればどれくらいの時間、期間を想像したでしょうか。
感覚としては私とあまり変わらないのではないかと思います。

このように「なるべく早く」と解決をしていこうとする時、対象者(今回ならAさん)を変化させていくのに、Aさんの捉え方を変えたり、無意識の幼少期からの課題を対応していくのはちょっと時間がかかりすぎるのではないかと思うのです。

個人の考え方、捉え方、過去のトラウマなどを良い状態にしていくことは大事なことです。私としてはこういったことは問題発生時ではなく、ある程度長期的な視点で取り組んでいくことが良いのではないかと考えています。
ブリーフセラピーは対象者のコミュニケーションを変化させていくことで問題を解決したり解消していく心理療法です。
個人の中(捉え方、考え方、過去の問題など)を変えるのではなく、個人の外(行動やコミュニケーションなど)の変化を扱うことで、より早く、短期的に解決をしていくことができます。

ここまで書きましたように

①ブリーフセラピーは「集団療法」であり、企業の部署、チームのコミュニケーションの問題解決のヒントが数多くあるから
②企業では「短期的に」「早く」「効果的に」問題を解決する必要があり、そのためには問題を「浅く」解決する必要があるから

この二つの理由から企業で働く人にはブリーフセラピーを勧めたいのです。

なぜ企業で働く人に学術会議を勧めたいのか?

なぜ企業で働く人に学術会議を勧めたいのか?
なぜなら学術会議は信頼性が高く、学ぶ内容が集中しているからです。
私は大学で外部講師として「心理療法」と「面接技法」という二つの講座を持っています。
講座で登壇するときに学生から「カウンセリングはどこで学ぶといいのか?」という質問を受けることがよくあります。
私は学術団体を探して参加してみることを勧めています。
世の中にはいろいろなカウンセリングを教えるところがあるのですが、どこが内容の信頼性が高いのかは企業で働いていて、カウンセリングなど初めて、という方が見抜くのは難しいからです。
そういったことから学術団体を探し、そこで開催されている研修などに参加することが良いのではないかと考えています。

またその中でも日本ブリーフセラピー協会は企業で働いている方も数多く参加しています。そういったことから企業で働く人が参加する敷居は低いのです。

もう一つ
学術団体が開催する学術会議は、通常1年に1回開催され、基調講演や研究発表、ワークショップなどが開催されます。
(学術団体によって形態は様々ですので、お調べいただいてから参加してください)

例えば日本ブリーフセラピー協会の学術会議だと、動画配信でのワークショップとして
・「ブリーフセラピー入門」
があります。
また対面でのワークショップでも
・「初学者向けの実践トレーニング ~東京神田 百短夜行~」
があります。
こういった入門編を見たり参加することで学び始めるのも良いのではないでしょうか。

ブリーフセラピーの学術会議は毎年秋ごろに開催されています。

日本ブリーフセラピー協会のHPのリンクを貼っておきます。
※学術会議のリンクは期限がありため協会のリンクを貼ります。

いかがでしょうか。
今回のコラムでは
「企業で働く人に日本ブリーフセラピー協会の学術会議をお薦めしたい理由」というテーマで書きました。

カウンセリングを学ぶたいけどどこから学べば良いかわからないという方は、こういったはじめ方もありますので参考にしてみてくださると嬉しいです。
今年は京都開催です。
私も対面で参加しますので、当日うろうろしている私を捕まえてくだされば、参加して感じた疑問点などお答えしますよ。

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またUdemyにて

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note記事35:カウンセラーの傾聴「あの時〜していれば」という後悔をどのように聴いていくのか?

2023年8月30日にnoteにおいてコラムを書きました。

リンクはこちらです。

https://note.com/cherishgrow/n/n1dcafad7f923

noteに記載したコラム内容を再掲します。

35:カウンセラーの傾聴「あの時〜していれば」という後悔をどのように聴いていくのか?

「あの時〜していれば」という後悔

カウンセリングをしていると「私があの子が小学校の時にもっと話を聞いてあげることができれば・・・」といった話をする方がいます。
この方の気持ち、よくわかりますよね。

私も時々思い返すことがあります。
長男が生まれた時、私はとても仕事が忙しくて、家事を手伝うこともしていたなかったし、長男と遊ぶ時間もあまり取れませんでした。
休みになると妻を自由にさせるために家事を担ったり、子供と外に一日出かけて遊んだりとしましたが、今振り返ると「もっとできたこと」がいっぱいあったなぁと思ったりするわけです。

このように「あの時〜していれば」ということはついつい思ってしまうことです。
さらに子供が不登校になったとか、何か問題を持っている、親である自分との関係がうまくいっていない・・・などと何らかの問題があったとすると、この後悔はもっともっと重くなります。
時にはこの後悔が強すぎることで、辛い気持ちが増し、精神疾患になることもあるのです。

相談に来る方の中には、こういった「あの時〜していれば」という思いでいっぱいになり、ぐるぐるとした考えになっている方がいます。

そのような時に私が気にかけていることは2つです。

①「後悔する」ことを肯定する

「あの時〜していれば」と思うことは当然だ、ということです。
私はよく相談者に
「そうですよね。後悔しちゃうし、ぐるぐると何度も子供が小さい時に情景が思い浮かんだりしちゃいますよね・・・」と伝えます。

この時にカウンセラーとして絶対にしてはいけないと思っているのが「後悔してはいけない」という文脈で会話することです。
「後悔しても始まらない」
「後悔しても今の問題は無くならない」
「過去は変えられない」
このような表現をストレートに伝えるわけではなくても、カウンセラーがこのようなことを考えていると、ついつい言葉の端々に出てきてしまうことがあります。
相談に来ている方はそういったカウンセラーの気持ちに敏感です。
相談者が「このカウンセラーは私を批判的にみている」と思った時点で、
そのカウンセリングがうまくいく可能性はほとんどなくなるでしょう。

後悔はしちゃうんです。
後悔して当然なのです。
それが普通の人の気持ちの動きです。

後悔している相談者を「それはそうなるよね」という目線で理解し、受け止めていくことが大事だと思います。

②「それでもその時に自分にはそれしかできなかった」と過去を受け止めることができないかお願いする

私が①の後に行うことは
「後悔しちゃうのは当然なのですが・・・よければ・・・こんな風に考えてみてもらえますか・・・?難しいとはわかっているんですが・・・」
このように相談者にお願いをすることです。

過去に子供とか、友達に対してとか、親などに「あの時もっと〜していれば」と思ってしまうのは当然なのは前述した通りなのですが、
じゃあ「もっと〜することはできたのか?」というと、それはそれで難しいのではないかと思います。

私の話に戻りますと、
過去の私は今の自分から見ると未熟で器も小さく、情報も持っていないし、知識も足りないのです。妻のことをもっとケアしてあげたほうが良かったし、子供にももっと関わったほうが良いです。他にももっともっとやったほうが良いことはいっぱいあります。
でも・・・過去の自分はダメな中でダメなりに行動してきました。
あの時の未熟さ、器、情報のなさ、知識の足りない自分にはあれが精一杯だったと思うのです。

このように「もっとできたら良かったけど、それでもあの時の自分のレベルを考えるとあれが精一杯だった」と過去の自分のしょうがなさを受け止める、ということです。

ここで私は相談者の方に「もっとできたら良かったけど、それでもあの時の自分のレベルを考えるとあれが精一杯だった」と思ってくれとは思っていません。
難しいのは承知しているけど、よければそう思ってみてもらえませんか?
とお願いをしています。
私は相談者にそう思ってもらえらた嬉しいけど、そう思えなくても良い、
ということを前提にして話しすことでカウンセラーが過去の相談者を肯定していることを伝えることができれば良いなぁと思っています。

ここまでの話を整理しますと、
私はカウンセリングを行う時には、
「過去を後悔してしまう」現在の相談者
「過去うまくできななかった」過去の相談者
「過去をうまくできなかったことを認めることができない」現在の相談者を
そうなってしまうのは当たり前だと肯定していくことが大事なのではないかと思っています。
私にとってはこういう態度がロジャースの「無条件の肯定的関心」を表現することではないかと思っています。

いかがでしょうか。
カウンセラーを学んでいる方に少しでも寄与できればということと、
もし過去のことで後悔している方がいらっしゃればと思って書きました。
少しでもお役に立つことができれば嬉しいです。

カウンセリングオフィスSHIPSと連携ができるようになりました!

カウンセリングオフィスSHIPSホームページ

https://counselingships.com

「カウンセリングオフィスSHIPS」

京都・烏丸四条のカウンセリングオフィスです。臨床実績豊富なカウンセラーによるブリーフセラピー・認知行動療法に基づくカウンセリングで、ひとりひとりに合う「役に立つ」「効果がある」解決をともに考えます。複数人やオンラインの面接にも対応しております。

カウンセリングオフィスSHIPS代表の伊東先生は、日本ブリーフセラピー協会にて、京都支部の支部長を担っているとても優秀なカウンセラーです。
医療領域に長く従事されてきた経験もあり、産業領域の私たちのカウンセリングオフィスとも相互に協力し合えることが多くあると思います。また連携することでより大きい組織への対応も可能になります。

カウンセリングオフィスSHIPSとの連携によって、より良いサービスを提供してまいります。

どうぞよろしくお願いします。

 

note記事34:カウンセリングオフィス「Fourleafclover」開設のお知らせ

2023年6月28日にnoteにおいてコラムを書きました。

リンクはこちらです。

https://note.com/cherishgrow/n/na146b46f66cc

noteに記載したコラム内容を再掲します。

カウンセリングオフィスを開設しました!

本日、2023年度6月28日にカウンセリングオフィス「Fourleafclover」を開設しました。
このコラムではカウンセリングオフィス「Fourleafclover」がどのようなカウンセリングオフィスなのか、何を目指しているのか、サービスの内容は?などを書いていきます。

カウンセリングオフィス「Fourleafclover」とは何か?

カウンセリングオフィス「Fourleafclover」とは、500人以下の中小企業向けのカウンセリングサービスを提供する「組織の問題に強い」カウンセリングチームのことです。

・なぜ500人以下の中小企業向けなのか?

→私たちが目指すカウンセラー像が「顔の見えるカウンセラー」だからです。企業で働く人がカウンセリングを気軽に使えるようになるために「カウンセリングを受けていることが想像できる」ことが大事なことではないかと考えています。
電話、メール、オンラインカウンセリングを行うとき、対話をしている相手の顔が思い浮かぶかどうかで、カウンセリングの始めやすさが変わってくると思っています。
そのため当カウンセリングオフィスは1社ごとに担当カウンセラーを最大でも3人までに絞っておき、企業の社内広報を通して紹介してもらいます。
そうすることで社員一人一人が気軽に相談できる状況を作っていきます。そして最大3人で対応できる社員数ということで500人以下という設定にしています。

・「組織に強い」とはどういうことなのか?

→産業領域には産業領域特有の状況があります。
そのため「組織というものをよく理解している」「産業領域について理解している」ということが重要なのです。

たとえば組織構成や就業規則によっては個人のカウンセリングの進め方が変わります。
具体的には、休職中の社員の方の相談を受けるとします。
会社によっては休職期間の取り扱いや、休職時の無給・有給などの取り扱いに違いがあります。そういったことを理解しているかどうかで、どういったスピードで回復していく必要があるかなどの見立てが変わってくるのです。

またカウンセラーが企業の仕組みや組織とはどういうものかを理解していないと、相談に来た「個人」のためにと思って行なった助言が「その組織」では相談に来た方の立場が悪化することもあり得るのです。
そのため当カウンセリングオフィスでは、「組織というものをよく理解していること」や「産業領域について理解していること」を重視しています。

当オフィスに所属するカウンセラーは下記の条件をクリアしています。

①臨床心理士もしくは公認心理師の資格保持者
②産業カウンセラーもしくはキャリアコンサルタントの資格保持者
③産業領域での活動経験あり

このような所属カウンセラーがいることによって「組織に強い」カウンセリングオフィスとして活動できるのです。

カウンセリングオフィス「Fourleafclover」で行う4つのサービス

カウンセリングオフィス「Fourleafclover」では4つのサービスを行なっています。

①従業員向けオンラインカウンセリング
→従業員の方々が会社を通さず、直接カウンセリングを申し込むことができます。(従業員の方の中には管理職の方も含まれます)
カウンセリング内容は本人の許可なく会社に伝えることはしません。
基本的にはオンラインでのカウンセリングを実施し、希望によって電話、メール、対面でのカウンセリングを行います。
〈主なカウンセリング内容の例〉
・人間関係の悩み
・仕事上の悩み
・組織への不満
・会社と関係ない個人的な悩み
・キャリアについて
・目標に向けてのコーチングなど

②管理職向けコンサルティング
→管理職の方の相談を引き受けます。
管理職の方が会社を通さず、直接申し込むことができます。
※休職者の復職対応などでは人事部等と連携することがあります。
コンサルティング内容を本人の許可なく会社に伝えることはしません。
基本的にはオンラインでのコンサルティングを実施し、希望によって電話、メール、対面で行います。
〈主なコンサルティング内容〉
・休職者への対応について(復職対応など)
・合理的配慮の判断について(障がいのある方にどのように対応すると良いかなど)
・問題のある社員について(問題行動・メンタル不全などの懸念がある場合など)
・その他マネジメントにおける問題など

③人事部向けコンサルティング
→人事部の方の課題を一緒に考えます。
基本的にはオンラインでのコンサルティングを実施し、希望によっては対面で行います。
〈主なコンサルティングの実施例〉
・月に一度人事部内のミーティングに参加し、知見の提供、ワークショップのファシリテーターなど
・人事部の方個別の相談など(ストレスチェックをどう進めると良いか、休職者に対しての対応の進め方、新人のケアの仕方など)
・その他各種相談など

④研修の実施
※研修はチェリッシュグロウ株式会社で実施し、別料金となります。
→各種研修を実施します。
研修は対面、オンラインなど必要に応じて対応します。
〈主な研修内容〉
・メンタルヘルス研修(一般向け・管理職向け)
・レジリエンス研修(一般向け・管理職向け)
・キャリア研修(20代・30代・40代・50代の年代別にプログラムがあります)
・メンター研修
・OJTトレーナー研修
・心理的安全性研修
・ハラスメント研修(加害者にならないために、被害者になったときにどうするかなど)
・アンコンシャスバイアス研修
・職場の問題解決のための心理療法
・その他各種研修を開発可能です

目指したいのは「人の問題」を解決したい想いのある組織のパートナーです

ここまでお読みいただきありがとうございました。

私たちは「人の問題」を解決するためのプロです。
「人の問題」を解決したいという想いのある組織のパートナーとして、
「個人」と「組織」が共に幸せになっていくための支援をしたいと思っています。
もし私たちをパートナーとして考えてみたいと思ってくださった方はご連絡をいただけると嬉しいです。

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