【コラム】カウンセリングを学んでもらう方法

【コラム】カウンセリングを学んでもらう方法

先日「本物のカウンセリング」の必要性について書きました。もうそろそろこのレベルのコミュニケーションを取れる人が増えていくときなのではないか、また増やせないとしても、何か仕組みで対応できないか、というのが私の考え方です。

仕組みについては今、何人か素晴らしい取り組みをしている人と話をさせていただいて、こういう仕組みならやれるかも、ということを考えています。これについてはもう少し具体的になってきたら、こちらに書いていきます。

もう一つずっと考えていることの一つが、「本物のカウンセリング」を学ぶ、ということなのですが、それは例えば大学院を卒業し、臨床心理士や公認心理師をとることが必要か、というとそういうことではないし、難しい専門書を全員が何冊も読んでいなければいけない、ということではありません。

そうではなくて、管理職の方々が現場で人材育成としてのコーチングと問題解決、メンタルケアとしてのカウンセリングをできるように、しかも何年もかけて学ぶことではなくて遅くとも半年くらいで学べて実践できている状態を如何に作るか、ということが重要だと思います。そうしなければ管理職の方々全体の当たり前の能力の向上はできないだろうと思うのです。

難しいことを如何に簡単に伝えるかは当たり前で、如何に簡単にできるようになるか、ということへの取り組みが大事だと思っています。ブリーフセラピー協会の千葉支部で支部長をやらせていただいているのですが、そこで先日ロジカルシンキングを簡単に講義をし練習しました。基本的なロジカルシンキングの練習をすることでクライアントの話を聞くときの頭に働きを強化できるのではないかと考えたからですが、ただまだ試行錯誤中しながら色々やっているところです。

簡単にできるようになるための準備が簡単じゃない、ということが問題です・・・

6月終わりから7月初めにはブリーフセラピーを学ぶ私なりのやり方を提示できるようにします。ご興味があればお声がけください。

 

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