【コラム】「悪者をつくらない」はとても大事でとても難しい!

ブリーフセラピーでとても大事な考え方の一つに「悪者をつくらない」ということがあります。
ブリーフセラピーでは、問題とは何か?というと、それは何か問題があり、それを解決しようとしているのだが、その解決しようとしていることそのものが悪循環となって問題が維持されているんだ、と考えます。

これは誰か「その人」が悪いのではなく、どうにかしようとしているんだけど、それが悪循環になっているんだ、ということです。
もっと色々ブリーフセラピーのこと書きたくなっちゃいますが、今日書きたくなったこととは違うので、ここまで。

私はブリーフセラピーを学んで実際にセラピーを実践していく中でこの「悪者づくり」をしないを大事にしながらやってきました。
さらにここ1,2年でまた色々な先生の話を聞いていく中で、改めてこのことを意識するようになりました。
MRIアプローチでは人と人のコミュニケーション、行動に中の悪循環、パターンを見つけ話をしていくので、当然そのセラピーの中には「悪い人」は言葉としても出てきません。
ソリューションフォーカスアプローチもすでに起きている解決を一緒に構築していくわけですから、当然そこには「悪い人」はいないわけです。

なのに!
先日気づいたんです。
あ、メディアの番組批判している!ということに。
特にコメンテーターの批判している!
悪者作っているじゃん!
そうなんです。セラピーの中でクライアントと話している時にはクライアントのどのような状況や行動も「そりゃそうしちゃうよねー」と言えるのに、実生活ではなかなかうまくできないわけです。
これは昨年とても反省したことで、私はブリーフセラピーを教える立場をさせていただいているのですが、ついつい目の前のクライアントに迷惑になってしまうと思ってしまうとスイッチが入って、真剣に「もっとこうしたほうが良い」「その取り組みは違う」と言ってしまっている自分に反省して、「なにが彼、彼女にそうさせているんだろう」「その中でもうまくできているところ、良いところはどこだろう」と探そうと考える癖を作ろうと相当意識しているのですが…

あーまだまだー!と思ったのでした。
とても大事だけどとても難しい、だからこそ出来るようになるともっともっと良いのだろうと思うのです。

あ、あと私は自分に甘いので、
「まあ難しいよねーついついそうなっちゃうよねー」と自分をすぐ慰めることが多いわけですが😚

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