おはようございます。
我が家は星野源さんのファンなんです。もともと私と妻がバナナマンのファンで、毎週ラジオをオンタイムではないですが聞いていて、そこで星野源さんを知ってファンになりました。
先日個人でも投稿しましたが、その星野源さんが「うちで踊ろう」と動画を投稿しコラボを呼び掛けたところ多くの賛同があり話題になりました。
まあここで書きたいのは星野源さんのことでは実はなくて、この「うちで踊ろう」という言葉のセンスです。
「stayhome!うちにいよう!」という言い方をしている方もすごいなぁと思います。
なにがすごいなぁと思うかと言うと言葉の方向性を変えていることがすごいなぁと思います。
最初「自粛」という言葉が繰り返されたのですが、この「自粛」という言葉は「なにもしないこと」「行動しないこと」になるわけです。この言葉は否定的で制限的で自己効力感を下げます。ところが「うちにいよう」「うちで踊ろう」は肯定的で開放的です。また行動で表現されるとやることが明確になります。
カウンセリングでもなにか「〇〇をしない」とクライアントが言う場合、私たちは「〇〇をしない代わりにどんなことをしていたいですか?」と聞きなおします。「しない」と約束するより「する」と話したほうが変化が起きやすいからです。
さてちなみに今回私は「自粛自粛ってやな言葉だなぁ」と妻に文句を言っていました。
まだまだです。
…言葉の方向性を変えるということをもっと理解していくことと、それが相手にすっと受け取ってもらえるワードセンスが欲しい…